涙目を訴えている方で、どこに原因があるかを調べる目的で細い内視鏡目頭の涙点から挿入し、下鼻道の涙の出口まで観察します。閉塞部位があれば、内視鏡下で破り、チューブを留置します。
目から鼻につながる管が詰まると、涙が流れ出たり、炎症にともなう目ヤニがでます。ひどいときには涙嚢炎(るいのうえん)がおこります。どこで詰まっているのか細い内視鏡で検査し、治療の方針を決定します。
乳幼児で生まれて間もなく、涙目、目ヤニ(眼脂)が出て、抗菌剤点眼をすると眼脂は収まりますが、やめるとすぐに再発するお子様がいます。それに対する開放術です。